Dockerを使っていると使い終わったコンテナやビルドに失敗したイメージなどのゴミが大量にできることがよくあります。
それらを一括で削除する方法を紹介していきます。
ただし、Dockerのバージョンがv1.13以降で対応しているコマンドとなります。
Dockerコンテナの一括削除
停止しているDockerコンテナを全て削除する
起動していないコンテナを削除するコマンドです。
docker container prune
すべてのDockerコンテナを削除する
起動中も含めた全てのDockerコンテナを削除するコマンドです。
docker rm -f `docker ps -a -q`
Dockerイメージの一括削除
ビルドに失敗したイメージを全て削除する
ビルドに失敗したDockerイメージを全て削除するコマンドです。
docker image prune
すべてのDockerイメージを削除する
全てのDockerイメージを削除するコマンドです。
docker rmi `docker images -q`
Dockerボリュームの一括削除
未使用のボリュームを全て削除する
使っていないDockerボリュームを全て削除するコマンドです。
docker volume prune
Dockerネットワークの一括削除
未使用のネットワークを全て削除する
使っていないDockerネットワークを全て削除するコマンドです。
docker network prune
まとめ
Dockerのコンテナやイメージを一括で削除する方法を紹介しました。
不要なコンテナやイメージをちまちま消す必要がなくなるので、ぜひ使ってみてください。
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