【Ubuntu】nvidia-driverのインストール方法をわかり易く解説

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nvidia-driverのインストール方法AIの環境構築(x86_64)

Deep Learningを行うためにはGPUを使った計算が必須となります。

GPGPUを利用するためにはnvidiia-driverのインストールが必要なのですが、ハードウェアの制御を直接行うためインストールだけでもなかなか大変です。

そこで、誰でも簡単にnvidia-driverをインストールできるように手順をまとめました。

この記事を読んで分かること
  • nvidia-driverのインストール方法
  • nvidia-driverのアンインストール方法
  • インストール失敗時の対処方法

セキュアブートの設定をオフにする

nvidia-driverをインストールしようとすると、セキュアブートに阻まれるので、設定をオフにする必要があります。

検証モードを解除する

セキュアブートの設定変更画面が表示されるように設定します。

sudo mokutil --disable-validation

一時パスワードの作成

「input password:」と一時的なパスワードの作成を求められるので、8~16桁の任意のパスワードを入力します。
このパスワードは次の手順(セキュアブートの設定変更)で聞かれます。

パスワードは一時的なものなので簡単なもので問題ないと思います。

「Secure Boot」をオフにする

セキュアブートの設定変更画面を表示するために、OSを再起動します。

sudo reboot

再起動するとUEFIが表示されるので、なにかキーを押してマネージャを開きます。

01_MOKマネジメント画面

「Change Secure Boot state」を選択して、セキュアブートの設定変更をします。

02_セキュアブート設定画面

先ほど作成した一時的なパスワードを入力します。

パスワードのN文字目の入力を求められるので、指示に従い1文字を入力した後、「Enter」を押します。
(画面の例では一時的なパスワードの6文字目の入力を求められています。)

03_一時パスワードの入力

パスワードは数回聞かれるので、入力を繰り返します。

次に、「Disable Secure Boot」と聞かれるので、「No」を選択する。

04_セキュアブート設定

デバイスによって「Enable Secure Boot」など質問文が変わるので、セキュアブートをしないように回答しましょう。

「 insecure mode」でOSを起動する。

「Continue boot」を選択し、インセキュアモードでOSを起動します。

05_セキュアブートコンティニュー

secure bootと表示されていなければ成功です。

06_インセキュアモード画面

前の項目(セキュアブートをオフにする)で誤った選択肢を選んでしまうと「Change Secure Boot state」の選択肢がなくなってしまいます。
誤った選択をしてしまった例

07_インセキュアブート失敗

その場合はセキュアモードで起動してしまうので、手順を最初からやり直しましょう。

nvidia-driverをインストールする

セキュアブートを解除できたので、ようやくnvidia-driverのインストールができます。

バージョン一覧を表示する

まずは、インストール可能なnvidia-driverのバージョンを調べます

sudo add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa
sudo apt-get update
apt-cache search "^nvidia-driver-[0-9]{3}"

インストールできるバージョンの一覧が表示されました。

nvidia-driverのバージョン一覧

nvidia-driverをインストールする

aptコマンドを使って任意のバージョンのnvidia-driverをインストールします。

今回はバージョン455のインストールコマンドを記載していますが、「455」の部分には任意のバージョンを入力してください。

sudo apt install nvidia-driver-455

nvidia-driverはGPUとの互換性やCUDAの対応があるため、必ずしも最新版が良いとは限りません。

CUDAとの対応は以下のサイト(nvidia公式)で確認する事ができます。

Release Notes :: CUDA Toolkit Documentation
The Release Notes for the CUDA Toolkit.

OSを再起動する

nvidia-driverのインストール後には再起動が必要となります。

sudo reboot

以上でnvidia-driverのインストールは完了です。

nvidia-driverの動作確認

nvidia-driverがインストールできているか動作確認してみましょう。

GPUの使用状況を確認する

nvidia-smiコマンドを使ってGPUの使用状況を確認しています。

nvidia-smi

gpuの使用状況が見えれば、成功です。

nvidia-smiの結果

「Driver Version」が455.38と正しく表示されています。

「Processes」からは画面表示のプロセスにGPUが使われていることが分かります。

nvidia-driverのバージョンの確認する

cat /proc/driver/nvidia/version

nvidia-driverのバージョン確認

Kernel Moduleが「455.38」と表示され、正しくインストールできていることが確認できました。

インストールに失敗した場合

対応していないバージョンを入れてしまったり、違うバージョンをインストールしたくなった場合には、nvidia-driverを一度削除してインストールし直します。

インストール失敗時のゴミを削除する

sudo apt-get --purge remove nvidia-*

コマンドが成功したら、「nvidia-driverのインストール」をやり直します。

「/var/lib/apt/lists/lockが不正」のエラーが出る場合

別のプロセスは存在していないため、なにかしら不正な状態となっていると思われます。
その場合、不要になったパッケージの削除をする必要があります。

sudo apt autoremove

それでもだめな場合は、lockファイルを削除して対応してください。
(危険なため、自己判断で実施をお願いします)

sudo rm /var/lib/apt/lists/lock
sudo rm /var/lib/dpkg/lock

まとめ

DeeplearningでGPUを使った計算をするために、nvidiia-driverのインストールが必要となります。

「insecure mode」でのOS起動方法からnvidia-driverをインストールまでの手順を解説しました。

Deeplearningは環境構築も大変ですが、慣れてしまえば簡単なのでぜひ挑戦してみてください。

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