【Ubuntu】dockerのインストール方法を分かりやすく解説!!

Dockerのインストール手順

Dockerの公式ドキュメントに従ってUbuntuにdockerをインストールしていきます。

古いDockerのアンインストール

以前にDockerをインストールしたことがある場合、それをアンインストールしておきます。

sudo apt-get remove docker docker-engine docker.io containerd runc

スクリプトを使いDockerをインストールする

Dockerではget.docker.comからスクリプトが提供されています。

次のコマンドでは、最新の安定版Dockerをインストールします。

sudo apt-get update
sudo apt-get install apt-transport-https ca-certificates curl gnupg-agent software-properties-common
curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
sudo sh get-docker.sh

プレリリースのインストール方法

安定版なく、プレリリースをインストールしたい場合は以下のコマンドになります。

curl -fsSL https://test.docker.com -o test-docker.sh
sudo sh test-docker.sh

動作確認

Dockerが正しくインストールできたか確認していきます。

sudo docker run hello-world
Hello from Docker!
This message shows that your installation appears to be working correctly.

ユーザにDockerの権限を付与する

Dockerのインストールはできましたが、このままだと管理者権限でしか動作させることができません。

sudoなしで動作させるにはDockerグループにユーザを登録する必要があります。

Dockerグループの確認

まずはDockerグループに登録されているユーザを確認します。

cat /etc/group | grep docker
docker:x:127:

現状では何も登録されていませんでした。

Dockerグループにユーザを追加

Dockerのアクセス権限が必要なユーザーをDockerグループに追加します。

usermod -a -G docker user1

Dockerグループの再確認

まずはDockerグループにユーザが登録されたことを確認します。

cat /etc/group | grep docker
docker:x:127:user1

これでuser1はsudoなしでdockerコマンドを使うことができるようになりました。

まとめ

Dockerの公式ドキュメントに従ってUbuntuにdockerをインストールする手順を紹介しました。

公式に提供されているスクリプトを使うことで簡単にインストールすることができます。

また、dockerグループにユーザを追加することでsudoなしでdockerコマンドを実行することができるようになります。