■概要
pythonを使ったツールの作成をするために、GUI画面を作成します。
今回は「wxPython」を使って画面の生成を行います。
■環境
OS:windows10
ツール:wxPython
言語:python3.6
■環境構築
「wxPython」のインストールをします。
pip install wxPython
環境構築は以上です。
■動作確認
サンプルのフレームを作成してみます。
下記のサンプルコードを実行するとテストフレームが表示されます。
import wx
#アプリケーションの初期化
application = wx.App()
#Frameの生成
#引数は(親ウィンドウ,識別子,タイトル)
frame = wx.Frame(None, wx.ID_ANY, 'テストフレーム')
#Frameの可視化
frame.Show()
#イベントの待ち受け状態への遷移
application.MainLoop()
■フレームのオプション
- フレームサイズの指定
表示サイズの指定は引数にsizeを渡します。
frame = wx.Frame(None, wx.ID_ANY, 'テストフレーム', size=(300, 300))
- 表示位置の指定
表示位置の指定は引数にposを渡します。
# 左上へ表示する場合
frame = wx.Frame(None, wx.ID_ANY, 'テストフレーム', pos=(0, 0))
# 中央へ表示する場合
frame.Centre()
- ステータスバーの利用
ステータスバーを利用する場合「CreateStatusBar」を宣言し、「SetStatusText」でステータスバーに文字列を表示させます。
frame.CreateStatusBar()
frame.SetStatusText('matome')
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