配列 (Array)とは
配列 (Array)とは、
です。
配列には同じ型の複数のデータを入れ、添え字でアクセスします。
配列のデータはメモリ上の連続した領域に格納されます。
そのため、メモリのアドレスは添え字を使って計算でき、各データにランダムアクセスすることができます。
まとめると、配列は以下の特徴があります。
配列 (Array)の計算量
配列(Array)における各操作の計算量は以下のようになります。
配列に要素を追加する場合、追加したい場所以降の要素をずらす必要があります。
実装方法
正確には配列とは異なりますが、pythonではListを使うことが一般的なためそちらの実装方法を記載しておきます。
listオブジェクトは配列と似たもので、要素の型が異なっていても格納できるなど、より高機能になっています。
mylist = ["apple", "orange"]
mylist.append("banana")
mylist.insert(0, "grape")
print(mylist) # ['grape', 'apple', 'orange', 'banana']
print(mylist[1]) # apple
同じ型のみを格納したい場合は、標準でarrayモジュールをimportして使うこともできます。
import array
myarray = array.array('i', [1, 2, 3])
myarray.append(4)
myarray.insert(0, 0)
print(myarray)
参考文献
5. データ構造 — Python 3.12.3 ドキュメント
array — Efficient arrays of numeric values — Python 3.12.3 ドキュメント
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