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記憶は無意識にねつ造されている?

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自分の記憶にどのくらい自信がありますか?
仕事上で言った言わないでもめたり、人によって証言が違ったりなどよくあると思います。
人の記憶は思っている以上にあいまいで、すぐに事実がねじ曲がった記憶が作られてしまいます。
記憶に関する実験をいくつか紹介します。

【記憶の補間】
被験者に子供の頃の写真を10枚見せて行います。 そのうちの9枚は本物の写真で、一枚は合成写真 です。 本人が言ったこともない遊園地に本人の画像をはめ込んでおきます 。写真を見せられた80%の人はそこに行ったことがあると答えました 。偽物なのにです。思い出せなかった20%の被験者には よく思い出してと念を押してみるます。すると今度は思い出したと言います。 両親と行った思い出の場所だと言って自分の経験のしたことのない思い出を 作り上げてしまいます 。記憶とは不思議で何かが欠けたとしても存在しない事実を作り上げて、抜けてしまった穴をちゃんと埋めてくれます。

【記憶の改変】
エリザベス・ロフタスという学者が1974年に行った実験があります。
数十人の大学生に車の衝突事故の映像を見せます。
その後、大学生を5つのグループに分けて、事故の状況について質問を行うのですが、グループ毎に質問の表現を若干変えています。
たとえば、あるグループには「車が衝突したとき、どのくらいの速度で走っていましたか」と尋ね、他のグループには、「車が激突したとき(以下同文)」といった具合です。
その結果、まったく同じ映像を見ているにも関わらず、5つのグループの車のスピードに対する回答は少しずつ異なった。

■車の衝突事故の表現方法
・激突した:65km/h
・衝突した:63km/h
・ぶつかった:62km/h
・当たった:55km/h
・接触した:51km/h

質問の表現に引きずられて、記憶が歪められてしまったと考えられます。
さらに、「車の窓ガラスは壊れたか」という質問をすると、「激突した」という表現の質問をしたグループの中で「イエス」という回答が目立って多くなっています。
実際の映像では窓ガラスは壊れていないのだが、「激突」という言葉に引きずられて、記憶が作り替えられたことがわかります。

このように記憶は思っている以上にあてにならないので、トラブルに巻き込まれないように、日ごろから記録はしっかりつけておきましょう。

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