ビルドとはなにか？～コンパイル・リンクとの違いを解説～

この記事では、プログラムが動くために行われるビルド・コンパイル・リンクについて解説します。

ビルドとは

ビルドとは、

プログラムは普通、人間が分かりやすい形式(ソースファイル)で記述します。

しかし、機械はプログラミング言語のまま実行することができません。

そこで、機械が分かるような形式(実行ファイル)に変換することが必要になります。

それこそがビルドです。

ビルドでは、コンパイルとリンクの2つの作業を行います。

コンパイルはコンパイラで行われ、リンクはリンカで行われます。

コンパイルとは

コンパイルとは、

ソースコードは人間が理解できる言語(プログラミング言語)で記述されているので、機械が理解できる言語(機械語)に変換します。

※コンパイルでは、ファイルの呼び出しなど、他ファイルとの関連性は解決しません。

リンクとは

リンクとは、

プログラムは、ライブラリの呼び出し処理など、他ファイルとの連携して動作します。

リンカは、ソースコードに記述された、他ファイルとの連携処理の関連付けを行います。

まとめ

ビルドとは、ソースファイルから最終的な実行ファイルを作成することです。

ビルドでは、コンパイルとリンクの2つの作業を行います。

コンパイルでソースコードを機械語に変換し、

リンクで他ファイルとの連携処理の関連付けを行います。