【1-1】CIA3要素(機密性・完全性・可用性)の概念

CIA3要素はセキュリティ分野における基本的な概念です。
情報セキュリティの観点において、資産の機密性・完全性・可用性を実現することが求められます。

CIA3要素とは

CIA3要素機密性(Confidentiality)・完全性(Itegrity)・可用性(Availabity)の頭文字となります。
それぞれの意味は簡単に言うと、次のように説明できます。

機密性:許可されたエンティティ(人またはシステム)のみがデータにアクセスできる。

完全性:許可なくデータの変更ができない。

可用性:必要な時に情報を利用することができる。

CIA3要素の例

オフィス内での書類を例にCIA3要素について考えてみます。

重要な書類を鍵付きの引き出しにしまっておくことで、機密性を確保できます。

重要書類には割印が押してあり、差し替えが出来なくなっているので、完全性を確保しています。また書類のコピーをとり、重要書類が改ざんされた場合も見比べて気づくこともできます。

重要書類のコピーをとっているため、重要書類の原本が読めなくなったとしてもコピーで内容確認ができ、可用性が確保されます。

CIA3要素を担保するための対策

機密性
情報漏えいの防止、アクセス権の付与

完全性
改竄の防止、改竄の検知

可用性
バックアップ、システムの多重化